HSPシニアである私自身の繊細気質の特徴

こんにちは、HSPシニアブロガーのフレです。このブログは「非常に感受性が強く敏感で繊細気質を持ったHSPシニア(中高年・定年前後)」の方向けに書いています。

前回の記事では、「繊細HSPシニア5つの特徴」と題して、一般的なHSPとシニアについての特徴やメリット・デメリットについて、お話ししました。

この記事では「私自身のHSP繊細気質の特徴」についてお話しします。

※HSP:Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略

私のHSP気質の特徴

思い返せば数十年前から、私はかなり感受性が強く敏感で繊細な気質でした。自分自身では「神経質で完璧主義、慎重で気が小さい性格」くらいに思っていました。

そのため、逆に自分を「心の広いおおらかな人」「豪快な人」「なんでも果敢にトライする人」「時々無謀な行動をする人」に見せるため、無理して生きてきた面もあります。つい最近まで、自分がHSPとは知る由もなかったので、わけも分からず自分を偽って生きてきたのかもしれません。

私の場合、次のようなことがHSP気質の特徴として顕著です。

私のHSP気質の特徴

①大きな音や声が大の苦手
②深読み・先読みしすぎる
③共感しすぎる
④完璧にしてしまう
⑤細かいことにこだわる、気を使い過ぎる

1つずつ見てみます。

①大きな音や声が大の苦手

大きな音や声が聞こえると「ビクッ!」として、思わず耳をふさいでしまいます。心臓がドキドキしてとても嫌悪感を覚え、苦手中の苦手です。例えば、

大きな音や声の例

・犬の吠える鳴き声(特にしつけのされていない子犬のキャンキャン吠える声)
・電話の着信音
・大きなくしゃみや咳払い、鼻をきつくかむ音、
・車やバイクの暴走音&爆音
・ドアをきつくバタンと閉める音
・モノを乱暴に床や机の上に置くときの音
・大声での会話や笑い声

などにいちいち異常に反応してしまい、ストレスを抱えイライラして、心が疲弊してしまいます。よくテレビのニュースでやっている、隣人騒音トラブルで事件を起こす人はこのタイプだと勝手に想像しています。私も注意しないと犯罪者になってしまう可能性があります。

さらに、誰もが気にならないような小さな音や話し声、目に入る小さなことでも気になることが度々あります。例えば、

小さな音などの例

・電車内や店内での他人の普通の会話
・新聞をカサカサめくる音
・車のエンジンかけっぱなし駐車
・静かな室内でのPCキーボード音
・カフェのBGM
・他人の貧乏ゆすり(音ではなく視覚情報)
・スマホを指でせわしなく動かしている人(音ではなく視覚情報)

などです。

対策は音には耳栓・イヤホン・ヘッドホンです。現在隣家で建て替え工事をしているので、私はノイズキャンセリングイヤホンをしたさらに上からヘッドホンをして対策をしています(笑)。

また目に入ることが気になる場合は目をつむるしかありません。寝るときに光や明かりが気になる場合は、アイマスクで対応します。

プライベートでもビジネスでも、相手が同じHSPの人なら気持ちも理解しあえます。ただ、HSPでない人の場合、生理的・心情的に合わなくて、一緒にいるとしんどい目に合うことが多いです。

例えば、ビジネスの打ち合わせなどで、話し声が異常に大きくマウンティングしてきたり、思いっきりくしゃみしたり、喫茶店で平気でケータイ電話をしている人などとは、一緒に仕事をしようとは思いません。もしお客さんならこちらからお断りします。(お断りできる仕事・職種・立場に従事していることが前提です。)

HSPシニアの私は、自分が生理的に受け付けないこうした人といっしょに仕事をしなくて済むように、導かれるようにしてひとり起業をしたのかもしれません。結果として大正解でした。

②深読み・先読みしすぎる

私のHSP気質の特徴の2つ目は、深読み・先読みしすぎてしまうことです。誰でも多少なりとも相手の心情や未来の状況を予測したり考えたりすると思います。ただ、私の場合はとことこん突き詰めて考え過ぎてしんどくなり、行動を起こせなくなるパターンが多いです。

例えば、何かを他人にお願いしたり依頼したり話しかけたりする場合、まずこう考えます。

  • 「どう思うだろうか?」
  • 「どう感じるだろうか?」
  • 「どういう言い方をすれば不愉快なく引き受けてもらえるだろうか?」
  • 「いま話しかけても機嫌は大丈夫か?」
  • 「いま他のことで忙しくないだろうか?」
  • 「こう言えばたぶん返事はこうだろうからどう返そうか?」

と、先回りして相手の心を読み過ぎてしまう傾向があります。もちろん、相手が不機嫌そうなら話しかけません。後にします。

また、何か不平不満や文句・言いたいことがあっても、

  • 「こんなことを言えば関係が壊れるのではないか?」
  • 「ややこしい争いやケンカになったらどうしよう」
  • 「これから毎日気まずくなるな」
  • 「気まずくなるくらいならが我慢するか」
  • 「いじめや無視されたらどうしよう」

などと考え過ぎてしまいます。

そして、結局行動を起こせないまま不満が貯まりまくるという悪循環に陥ります。ズバッと言いたいことを言ってスッキリ即解決できる人がうらやましい限りです。

私の場合、言い方を数パターン考えてみたり、メールなら何度も書き直してみたりと結構時間がかかることが多いのが現実です。

さらに、何か新しいチャレンジをする際にもあれこれ悩んでしまいます。例えば、私が48歳の時ギター教室に通おうと思ったときのことです。

  • 「いまさらこの年齢では遅すぎるのではないか?」
  • 「周りに知られたらなんか言われそうでイヤやな」
  • 「どんな先生かわからんから不安やな。相性ええかな?」
  • 「ほかの生徒さんと仲良くやっていけるかな?」
  • 「体験レッスン受けたら断られへんのと違うかな?」
  • 「途中で挫折したら恥ずかしいな」
  • 「ギター買うのにけっこう高いのとちゃうかな?お金どうしよ?」

みたいに考え過ぎて結局たかが体験レッスンに申し込むのに1年以上かかってしまいました。残り時間の少ないシニアには非常にもったいないロスタイムです。

こうした私の経験も、相手が同じHSP気質の人なら理解してもらいやすいですが、HSPでない人の場合、まったく気にしていないことがほとんどです。「すぐに電話して体験レッスン受けて、イヤやったらやめたらいいやん!」と言われておしまいです。

ただ、こうした相手の感情や気持ちを細かく読み取ったり、未来の状況を推測・深読みしたりするHSP気質は、相手が同じHSPタイプの人の場合、相性ばっちりです。特にビジネス・仕事はお互い気持ちよく順調に進むことが多いはずです。

私はひとり起業したときの非HSPのお客さん対策として、相手のことをいちいちその都度考えなくて済むように、できることはすべてテンプレート化(マニュアル化、仕組み化)して行きました。それからはずいぶん楽になりました。

③共感しすぎる

私のHSP気質の特徴の3つ目は、目の前にいる人の感情や周りの状況・雰囲気を敏感に察知し、共感しすぎたり、気を使い過ぎたりしてしまうことです。例えば、目の前にいる人が、

  • ため息をつく
  • 他人の悪口・愚痴を言う
  • 疲れた表情やしぐさをする
  • 不平不満をこぼす
  • 笑顔だけど真顔

などの状況にいれば、まるですべて自分が悪い・自分のせいと感じてしまって、すごくしんどくなります。すぐにその場を離れたいのに、相手を気遣って離れられない。

また、かつての私はそのような相手が本当は嫌いで付き合いたくないのにも関わらず、なぜか自分から近寄って気に入られようとしたり、わかってもらえるようにしたりする傾向がありました。不思議ですね。

また、日常生活では、お店での支払いに小銭を持っているのにもかかわらず、万札を出してお釣りをもらうことを気遣い躊躇します。さらに、コンビニで何も買わないのにトイレだけ借りると悪いので不要なものを買ったりします。

HSP気質の人にはこうしたタイプもけっこういると思います。非HSPの人たちはまったく意に介していませんので、気にすること自体がなんだかアホらしくなる時があります。でもこれが私のHSP気質なのでどうしようもないのです。(最近は、シニアになるにつれだんだんと図々しくなることも覚えました)

④完璧にしてしまう

私のHSP気質の特徴の4つ目は、完璧にしてしまうことです。最初から完璧を目指す完璧主義者ではありません。本当は適当・いい加減に完成度50%くらいで終わりたいのですが、完璧にしてしまう傾向があります。ほとんどの人が気にしないような細かいことにこだわってしまいます。例えば、

  • 書類作成時の文章、記事の改行位置
  • 表作成時の幅・行間・線の太さ・タイトルの大きさやフォント・配置
  • 慎重で万全なリスク回避策(クレームや文句を言われないための事前対策)
  • 毎日・毎週・毎月予定を細かく書いて実践度をチェック
  • ホームページや広告での細かい表現方法(細かい指摘をされないよう)
  • メールなどでの細かい表現

などにかなりこだわってしまいます。どうでもいい人にとってはホントにどうでもいいこととわかっていても、やらずにはいられないのが私のHSP気質の特徴です。

一方、まったくこだわりがない部分ではかなりいい加減です。部屋の中や机の上などはけっこう散らかっていても気になりません。また、掃除とか入浴とか毎日でなくても気になりません。ですので、部分完璧主義と言えばよいのかもしれません。

あらゆることに対し「完成度50%でとりあえずGO!」を今は目標にしています。

⑤細かいことにこだわる、気を使い過ぎる

私のHSP気質の特徴の5つ目は、細かいことにこだわったり、気を使い過ぎたりすることです。先ほどの完璧主義と似ているかもしれませんが、生活上・対面上のマナーや礼儀を守らない人を許せない傾向にあります。正義感が強いわけではないのですが、小さなことが気になります。許せない・気分が悪くなる例として、

  • 電車内や店内でケータイ電話をする人
  • ペットのしつけを放置して平気な人(鳴き声、フン処理)
  • 駐車位置をはみだしたり、道路を半車庫化したりしている人
  • シルバーシートに堂々と座るノンシニア
  • 電車の座席に荷物を置く人
  • 口に手を当てずくしゃみ・咳払いをする人
  • 報告しない、連絡を返さない人
  • 毎回必ず遅刻する人
  • 一方的にしゃべり続ける人
  • 人の話を聞かない人
  • 歩きながら大声で電話している人
  • コンビニのトイレで長居する人

などです。許せないと同時にうらやましいとも思います。こんな人になりた~い!こんな人になれたら人生楽やろな~、と真剣に思います。細かいことにこだわらずに生きていける人に憧れます。

例えば、毎回1時間遅刻する相手に対抗して、自分はそれ以上遅刻してやれと計画します。「待つ気分はどうや?」と言いたいのですが、結局時間通りに待ち合わせ場所に行ってしまう自分に腹が立ちます。

ただ、そんな相手を許せない気持ちは強いのですが、文句を言う勇気はありません。もし何か言えば、きっとあ~なってこ~なって、と先読みしてしまい、しんどくなるので何も行動を起こせないのです。

こういう人たちとはプライベートでもビジネスでも、本当はあまり付き合いたくはありません。ただ、プライベートでは比較的自由に友達を選べますが、ビジネスの場合、特にサラリーマン・雇われ人であればイヤな人・イヤなお客さんとも付き合わなければなりません。

こうしたことを避けるため、つまり自分と相性が合う人とだけ仕事ができるよう、私はひとり起業をして正解だったと言えます。ずっとサラリーマンを続けていたら心が疲弊しまくっていたと思います。

HSPの私は第一歩が踏み出せない

以上、私自身のHSP気質5つの特徴についてお話ししました。再度まとめると、

私のHSP気質の特徴

①大きな音や声が大の苦手
②深読み・先読みしすぎる
③共感しすぎる
④完璧にしてしまう
⑤細かいことにこだわる

となります。

こうした特徴を総合すると、HSPの私の最大の特徴は、

新しいことに第一歩がなかなか踏み出せない

ということになります。考え過ぎ・先読みし過ぎ・深読みし過ぎ・完璧を目指し過ぎ・人間関係リスクを怖れ過ぎ・お金の心配し過ぎてしまうからです。しかも最悪のことを。

HSPシニアの人が全員そうであるとは限りません。ただ、たとえ小さなチャレンジであっても、知らない世界に足を踏み入れることが怖くて慎重になり、考え過ぎた挙句なかなか行動を起こせない人はHSP気質の人には多いと思います。

これらはビジネス上では「慎重になってリスク回避する」という意味ではプラスに働きます。一方、どんどんチャレンジしていくこともある程度必要ですのでマイナスに働くこともあります。

私の場合、慎重になり過ぎて先へなかなか進めないことが多いので、場面や状況によって非HSPの人の協力が必要です。後先考えずガンガン攻めるタイプがパートナーとして必要だと思っています。プライベートでも同じことがいえると思います。

まとめ

今回は、「私自身のHSP繊細気質の特徴」についてお話ししました。結論として、私はまずイヤな人とは付き合わないようにしています。また、しんどい環境(特に騒音)からはできるだけ遠ざかります。

そのうえで、HSP気質のメリットを活かしつつ、デメリットをカバーしてくれる非HSPの人の存在が仲間やサポートとして必要だと考えています。

次回は「HSPシニアである私自身のシニアの特徴」についてお話しします。